トレードの上達と家族の幸せを繋げる

トレードの上達過程で自分の未熟さに気付いた男が、家族と共に幸せの本質へ一歩ずつ歩んでいきます。

エネルギー漏れ

こんばんわ。イチです。

先日弟と久々に話をしたと紹介しましたが、その中で重要な気付きがあったので、紹介します。

これは、結構多くの人が気付かずにやっちゃってる事なので、是非参考にして欲しいです。


弟と話をしていると、どうやら会社に対して大きな不満を抱いているようでした。

主な意見としては、
・生産性高く仕事をして、時間外を減らしている人もいれば、ダラダラ仕事をして時間外をたくさんつけている人もいるので、不平等だ。(ちなみに、自分は生産性高く仕事している。)
・上司にその意見をぶつけても、改善しようとしてくれない。

とのこと。

まぁ、言いたいことは分かります。
確かに、給料泥棒の如くダラダラ仕事している人もいれば、使命感を持って働いている人もいますよね。でも、頑張っている人が評価されることもあれば、「何であいつが?」という人が評価されることも。

どこまでいっても、人が人を評価している時点で、
・私情が入る
・人それぞれ評価の軸が違う(人間性を重視する人もいれば、能力面を重視する人もいる)
等々の理由により、適正な評価になるかは分からないです。

というか、もっと言えば何を持って適性と言うのでしょうか?

そもそも、会社は、ひいては社会全体はもともと不平等なものです。


不平等なものを、捕まえて『不平等だぞコラ!』と負の感情を抱いても無意味であり、また、それを本当に正そうと思うなら、それには膨大なエネルギーが必要です。

平等を期待すると、それが達成されない時、不満を産むので、結果、エネルギーが漏れます。

エネルギーの漏れは、具体的に『私や母親、親戚にその話をしている時間』としても漏れていますし、それまでにも恐らくかなり時間を『不公平な事実への不満』に使ってきたのでしょう。


いや~~、でもでも、その気持ちはとてもよく分かります。
かく言う私も、会社に対して報われない気持ちや、不満があったから、別の何かを目指そうとしたのですから。

でも、グルッと一周して、今では会社は感謝すべき存在だったなと、思い知らされました。

仕事は、自分のスキルやメンタルを向上させるための修行になりますし、仕事上の人間関係では、コミュニケーション能力の向上や人間力の向上のための訓練の場になります。

それをお金を貰いながら出来るというのは素晴らしいですね。(ただし、「出る杭は打たれる」「周囲の人間の影響を受ける」という力学から、ある程度まで成長すると足を引っ張られることが難点ですが。)


話を戻しますが、エネルギーの観点から、『漏れ』は防ぎたいところなのですが、ではこの場合どうしたら良いのでしょうか?

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ふーむ。
ここで一つ挙げるのであれば、それは『自分でコントロール出来ること』と『自分でコントロール出来ないこと』を区別し、『自分でコントロール出来ないこと』には自分の貴重なリソースを割かないと決めることです。


私たちは、「人を変えよう」としてしまう傾向がありますが、人生の大原則として言えるのは『人は変えられない』ということです。

変えられるのは自分だけです。


弟が不満を抱いていたのは、会社であり自分ではありませんので、同じ原則が働きます。

この原則が例え間違っていたとしても、そう決めておくことで実際に迷いは消え、余分なことに使われるエネルギーが減ります。


そう考えると、自分の中に絶対的な秩序がある人は、たとえその秩序が誤っていたとしても、エネルギー漏れが少なく、エネルギッシュに生きていそうですね。


あなたの日々の生活の向上に役立てば幸いです。

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。