トレードの上達と家族の幸せを繋げる

トレードの上達過程で自分の未熟さに気付いた男が、家族と共に幸せの本質へ一歩ずつ歩んでいきます。

100年後を見据えて

こんにちわ。イチです。

現代を生きる私たちは、例えば

・王族の死に伴い、共に生き埋めにされうようなことも無ければ

魔女狩りとして処刑されることもなく

平和に日々の生活や仕事に携わることが出来ています。

それらは当たり前のように思えますが、つい数百年前までは上記のようなことが現実に行われていました。

何が言いたいのかと言うと、現在のスタンダードは、過去に遡ればスタンダードではなかったのと同じように、

現在のスタンダードも、将来にはそうでは無くなっていく、ということです。

 

全ての文化がそうなる訳ではありませんが、現在誰かが「これはおかしい。」と感じていたり、まだ正式には解明されていない事象が解明されたりすると、それらは将来のスタンダードになり得るのです。

 

そんな前置きをしつつ、今日は、100年後を見据えるというワークをしているのですが、これは100年後の時代はどうなっていて、そうであるならば自分はその時代にどんな影響を与えたいのか?という事を考えるワークです。

 

といっても、社会の仕組み的な観点ではなく、『人の成長・成功に関する重要項目』であるにも関わらず、まだまだ認知度が低かったり、ノウハウや体系が未整理だったりする項目に関して以下のようにピックアップしてみました。



【原動力に関する項目】

✔生きる意味

生きる意味といっても「答え」がある訳でも無いですし、誰かが教えてくれる訳でもないです。私たちは、意識しなければ日々何気なく生きてしまうことが多いですが、答え無くとも私たちの一生、一日、一瞬一瞬はかけがいの無いものです。健康や大切な人と同じく、無くして初めて気付く事が多い中、この大切な事実が広く浸透していないというのも一つの課題です。

生きる意味の捉え方が変わるだけで、やる気が出たり、活力的になったりと原動力が変わってきます。

 

✔劣等感の問題

劣等感は、人から自信・やる気・勇気を奪い、人の活躍を著しく阻害しますが、それらが意図せず親から子へ継承されてしまったり、メディア・社会から植え付けられてしまう現状があるため、これも大きな課題です。

 

【方向性に関する項目】

個人主義

個を大切にするという文化は、本来縁起に生きる人間にとって不自然な文化です。全体の関係性の中で生きているのに、個人に重きを置く思考は、「個別最適」であり、「全体最適」ではありません。しかし、あたかもそれが格好いい、尊いような風潮が作り出されています。しかし、個人主義で突き進むと、現実的な豊かさと真逆へ進んでしまうのが、世の自然原理です。

 

✔二項対立

物事は多面的であるため、評価軸1からみたらAの方が良くても、評価軸2からみたらBの方が良いということが往々にしてあります。

「で、結局どっちがいいの?」と、優劣/勝敗を付けたがる価値観であり、突き詰めると戦争の根源にもなり得る思考です。

 

✔幸せの定義

現在の世の中においては、全体的に資本主義の価値観で回っているため、経済的な成功に重きが置かれやすいですが、真の幸せ=経済面での成功、ではありません。ですが、メディア・社会の常識にさらされていると、どうしても経済面に意識が傾注してしまいます。

 

✔スキルよりもメンタル

スキル(技術)は大切です、これが無いと人の役に立ったり、トレードでも利益を上げたりできません。スポーツでも技術が無かったら太刀打ちできません。ですが高めた技術を適切に実行するためには、メンタル面の成長が必要です。重要度で言ったらスキル2~3割・メンタル7~8割といったバランスでしょうか。このメンタルが重要という点や、その仕組みの解明、それを高める具体的なスキームはまだまだ充実してません。

 

【幅広く影響する項目】

✔信じる心・素直な心

人が人生の流れに乗り、運命ともいえる人や仕事と巡り会うためには、信じる心や素直な心が必要ですが、成長の過程におけるトラブル等の影響で、疑い・天邪鬼な心が生じることで、人生の前進を阻害する要因となってしまいます。

 

【実際の成長(前進)に必要な項目】

✔エネルギーの概念

この世の中には、『熱・運動・光』といった分かりやすい ”力” もあれば、『人の温もり・やさしさ・やる気・感謝』といった一見分かりにくい ”力” もあり、これらを総じてエネルギーとして捉えると、「やる気が出たり・無くなったり」「相手に伝わったり・伝わらなかったり」といった事象も分かりやすく説明が付くため便利です。が、この考え方も認知度は低いです。

 

✔失敗の解釈

学校教育や親からの教育の中では、多くの場合「失敗=望ましくないこと」という刷り込みが入ってしまいます。しかし、現実には失敗せずに何かを成功させることは難しいですし、むしろ失敗というのは「自分の伸ばすべき方向性を示してくれる望ましいもの」です。この誤った解釈を変換させる、そもそも植え付けないというのは現代の課題です。

 

✔期待しない

人は期待してしまうと、それが裏切られた瞬間にやる気を失ったり、怒りがこみ上げたりします。やってみると分かりますが、人が期待が裏切られることにより漏らしているエネルギーは膨大です。しかし、そんなことに気付いている人は少ないですし、気付いていてもそれを改善・解決している人はほとんどいません。

 

win-winからの卒業

win-winの関係を目指そう、構築しようというような主張があります。give & takeも同様ですが、この考え方だと「与えたんだから(winさせたんだから)、与えてよ」と、「期待」が生まれます。そして、その期待は前述したように、叶わなかった瞬間エネルギー漏れに繋がってしまいます。

 

✔負けパターンの克服

私たちは、人それぞれに苦手な状況や人、パターンといった、負けパターンを持っています。負けパターンは、ある特定の感情に起因しています。トレードで言えば、普段勝ちを重ねていても、特定の負けパターンで全て持っていかれてしまうほど、負けパターンの影響は大きいです。そういった事に気付く、そしてそれを改善するといった事もとても大切なのですが、まだまだ一般的ではありません。

 

✔人・環境に恵まれる

私たちは、周囲の環境や人の影響を強くうけます。それは、植物が寒い場所・温かい場所で育つか、日当たりの良い場所・悪い場所で育つか、といった環境が植物に与える影響と同様に顕著です。現実的に上手くいっている人たちは、群れを成し、そこで相互に良い影響を与え合っていることが多いため、そういった環境に身を置くことが、自分に良い影響を与えます。

 

✔受け取れるエネルギーに気付く

「誰かから優しくされたら嬉しい」とか、「毎日ご飯が食べられることに感謝」とか、「健康で生きられている現状に感謝」とか、多くの人はこういったことを普段意識したり感じたりすることはほとんど無く、実際には「病気して初めてタバコを止めることが出来た」とか「山で遭難して、初めて食事の大切さを実感した」とか、失わないと気付けない人が大半です。それらは『気の持ちよう』等と表現され、あたかも幻想のように捉えている人も多いと思いますが、実際にはプラシーボ効果で証明されるように、その『気の持ちよう』は実際に効果があります。私たちを取り巻く、自然・食事・環境・人等は常にエネルギーを発しています。この事実を臨場感を持って感じ、そのエネルギーを受け取る。これが出来ている人はなかなかいません。

 

✔循環の関係を築く

誰かに気を遣って貰ったり、思いやりを感じた時、私たちは嬉しさを感じます。これは前述した受け取れるエネルギーですが、そのエネルギーを使って相手や他の人に、またエネルギーを提供する。するとまたそれが返ってくる。これがエネルギーの循環であり、この関係を築くことでエネルギーを増幅させていくことが出来ます。夢の永久機関とも言えるこの関係に関する認知度もまだまだ低いです。

 

✔習慣化

ハミガキや運転は初めは面倒で疲れる作業ですが、日々実践し習慣化することにより、ほとんどエネルギーを使わなくても行えるようになります。このように。私たちは習慣化によりエネルギー効率を高めることが出来ます。習慣化に関しては、大部分その仕組み等が解明されていますが、こんなに大切なことなのに、ノウハウやコツも広く認知されているかと言えばまだまだです。

 

✔理屈よりも感性・感覚

私たちを取り巻く親・学校・社会・メディアといった現代環境は、理屈で考える機会が多い世の中です。しかし、大切なのは理屈ではなく感性や感覚であり、人の能力を開花させるのも理屈の世界ではなく、感性や感覚の開発・覚醒が必須です。特にAIの進化が見込まれる今後は、この重要性が顕著になります。



自分の頭の整理の意味でまとめてみましたが、見直してみても本当に大切な項目ばかりです。大変そうに映るかもしれませんが、実際に取り組んでみると非常にシンプルであることが分かってきます。

 

またこれで自分の中で全体が見渡せた気がします。

 

いつかは、図にも落としたものもシェア出来ればと思いますので、よろしくお願いいたします。