トレードの上達と家族の幸せを繋げる

トレードの上達過程で自分の未熟さに気付いた男が、家族と共に幸せの本質へ一歩ずつ歩んでいきます。

心に潜むバグ④

みなさんこんばんわ。イチです。

 

前回は、期待が執着を生み、執着が散々な結果を生む。じゃあ、どうしたらそれを改善出来るのか?

 

というところまで話をしました。

 

私の執着が強くなったのは、前回も書いたように『絶対的なものがある』との考え方を持っていたため、その分期待が強くなってしまい、その分執着が強くなってしまったようでした。

 

よって、改善方法の一つは『絶対的なものなど無い』との考え方を採用してみる、という事です。

 

恐らく、『絶対的なものがある』と考えている人は、『正しい、間違っている』という尺度で物事を見がちなのかもしれません。

 

かくいう私自信が、思いっきりその罠にハマっていたので。

 

その罠にハマっている限り、ずっと『正解』を探し続けます。

トレードで言えば、聖杯を探し続けるようなものでしょうし、聖杯など無いと分かっていても、長い間、手法の分析や研究を実施しているのであれば、それは罠にハマっている可能性があります。

 

『絶対的なものなど無い』と信じるのであれば、血眼になって手法を追い求めることもなくなりますし、その前提に立つと面白い目線が発見できます。

 

 

『絶対的なものなど無い』と考えてみるものの、世の中には『上手くいっている人』もいれば、『そうでない人』もいますよね。

じゃあ、それを分かつ原因は何なのでしょうか?

 

ここで、『それは、たった一つのこの視点が抜けているからだ!』というような、これさえあれば的な視点になるのは、ドツボです。

 

でも、確かにその差を生む『何か』は存在します。

 

それは、考え方かもしれませんし、人間関係かもしれません。環境、食事、運動かもしれません。

それら複数が絡み合っているかもしれません。

どれだけその差を調べて、分析して結論付けたって、それが本当に正解かもわかりません。

 

となると、攻略の仕方としては、

自分が現状の中からこれだと思える方法を採用してみて、後はやってみる。ダメなら変えてみる。

これが最良手となります。

 

つまり、これだ!と思える考えを持ちながらも、臨機応変さも持ち合わせるってことですね。

 

絶対的なものなど無いんだから、理論をどれだけ重ねたり、深めたりしたって、結局無駄になってしまうかもしれないのです。

 

それよりも、やってみてダメなら変える。

その方が、結果的に何倍も速いです。

 

 

 

しかし、こういったバグに気付けること自体が本当にありがたいと、最近思います。

トレードだけやってても気付くのですが、所詮、専業にならない限り、投入できる時間なんてしれてますからね。 

 

でも、自分のバグってトレードだけじゃなく、夫婦関係や人間関係、仕事など色んな場面で表出するので、色んな場面で起こる問題の共通点を見て行けば、トレードだけやってるよりも遥かに早く成長できます。そこを繋げないなんて勿体無い!!

 

また、その問題に対して取り組む際は、必ず『自分自身の内面を改善する』こと。

ここにこそ、真の価値があります。

 

ということで、本日はこの辺りにしたいと思います。

 

それでは、お読みいただき誠にありがとうございました。