トレードの上達と家族の幸せを繋げる

トレードの上達過程で自分の未熟さに気付いた男が、家族と共に幸せの本質へ一歩ずつ歩んでいきます。

心に潜むバグ②

こんばんわ。イチです。

 

前回は、

勝つためのルールを決めたけど、ちょっとした誤認からメンタルを崩し、いらんトレードをしてしまう、という事象に対し、どのようなバグが潜んでいるのか?

という所まで書きました。

 

これは、色んなバグの可能性があるのかもしれませんが、そのうちの一つとして、前回の記事の途中にも書きましたが『執着』があります。

 

では、何に執着しているのか?

 

私の場合は、「この手法は勝てる手法である」という確信が足を引っ張っていたのだと思います。

 

私は、トレードで勝つためには手法が必要。そして、その手法を使い続けていくためには、絶対的な自信が必要!そう考えていました。

よって、「この手法ならいける」と感じるまで、何度もテストしましたし、また複数の時間足や複数の通貨ペアでも、同様に機能するかについて、徹底的に検証しました。

 

検証を重ねる毎に、自信は高まります。

当然です。そのために検証を積み重ねているのですから。

 

 

しかし、「この手法は勝てる手法である」という確信が高まるほど、その高まりに比例した執着を産んでしまうのです。

 

「あれだけ検証したんだから、この手法は絶対優位性がある!」

「だから、この辺りで反発するはずなんだ!」

 

となる訳ですね。

 

私がこのメカニズムを明確に意識出来たのは実は最近であり、トレードだけやっている頃には、ぼんやりとしか認識出来ていませんでした。

 

明確に意識出来たきっかけは、夫婦の関係をより良いものにしたいとの想いから、夫婦揃って師匠に相談していた時のことです。

 

 

 

私は、奥さんが子育て等で大変な時期であったため、自分に出来ることを出来るだけサポートしていました。しかし、やってもやっても奥さんとの関係は一向に良くなりません。

 

その事で相談すると、「イチさんは、自分がしたことに対して、見返りを求めている。見返りは求めなくて良い。」とアドバイスを頂きました。

 

確かに見返りを求めるってのは、条件付きの愛情であるため、好ましくないってのは知識では知っていました。

でも、自分も忙しい中で来る日も来る日もサポートを続けてる中、何の反応も無かったりする日が続くと、「頑張ってんのに、、。何か反応が有ってもいいのに…!」と感じてしまい、それを奥さんにぶつけてしまっていたため、関係性は一向に改善しなかったようでした。

 

そして、「自分がサポートすることに対して、一切見返りを求めない!」という事を誓い、しばらく経過を見ることにしたのです。

 

すると、次の問題が発生!

その間、誓いは破っていないのに… です。

 

 

さぁ次は何が発生したのか?続きは次回に!

 

本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。