ピンチはチャンス②
こんばんわ。イチです。
ピンチはチャンス。
その言葉を、どれだけ実践に繋げられているかが、成長のカギになります。
師から学んだ、負けパターンの克服方法。
敢えて一言で表せば、『負の感情を、愛念の力で乗り越える』という事です。
前日の記事で紹介したように、奥さんに対する負の感情が湧き上がってきたとします。
ここで、負の感情に従って、本能のままに不平不満をぶちまける。
これは、感情の奴隷になったということです。
当然、これだと乗り越えた事にはなりません。
本能とは、『潜在意識に刷り込まれた、これまで取ってきた行動』なので、その行動を取ることで、
『発生した事象』に、負の感情から取った『これまでと変わらない行動』が紐付けられ、次回も同様の行動を取る可能性が高くなります。
まぁ、これは誰もが抜け出せないループで在り、何かしら思い当たる節があるのではないでしょうか。
もちろん、私も同様です。
しかし、現在の行動の軌道上から抜け出そうと思ったら、エネルギーが必要です。
ここ(赤矢印部分)では、これまでと同様の行動を取ろうとする力、つまり
✔自我への執着(自分を軽視するなんて許せない)
✔負の感情を発散して気持ちよくなりたい
と、これまでと異なる行動を取ろうとする力、つまり
✔変わりたいという想い(自分の成長)
✔相手のことを想う気持ち(相手の成長・愛念の気持ち)
が、綱引きを始めます。
そして、その結果どちらかに軍配が上がり、これまでと同様の行動を取るか、異なる行動が取れるか、が決定します。
そして、これまでと異なる行動を取れた時、初めて
『発生した事象』に『これまでと異なる行動』が紐付けられることで、これまでと同じ行動パターンの回路が弱まります。
ですが、この『これまでと異なる行動を取る』のが難しいんです。
というか、その前に『今、目の前に行動の自由(選択)がある』と認識することが難しいというのもあります。(過去記事参照)
ですが、気付くことが出来て、そしてこれまでと異なる行動が取れた時、確実に自分の経験値となり、レベルアップに近付くことが出来ます。
逆に言えば、そういった感情を揺さぶられるような事象が起きない限り、自分の負けパターンを改善するために必要な経験値を得られない。
だから、ピンチはチャンスなんですよね。
だから、どんどん困難来い!
そして、どんどん乗り越えてやるぜ! なんですよね。
ここが腑に落ちると、今まで嫌だったことを、徐々に前向きにとらえていくことが出来ます。
そうなると、今まで嫌だと思っていたパネルが反転するので、自分の人生を構成する時間のウェイトが、より楽しい時間で埋まるため、人生の満足度も上がっちゃう訳です。
ということで、なかなか文書では伝わらないと思いますし、結局自分で気付くことしか出来ないと思うのですが、少なくとも『嫌なことがあっても、実はチャンスなんだ』と、とにかく希望をもって頂ければ幸いです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
それではまた!