トレードの上達と家族の幸せを繋げる

トレードの上達過程で自分の未熟さに気付いた男が、家族と共に幸せの本質へ一歩ずつ歩んでいきます。

死角からのパンチ 第四話

こんばんわ。イチです。

このシリーズは、私も良く分かっていないことに対する話なので、その点ご理解のうえお読み下さい。

 

前回の記事では、私が物事を善悪で判断するフィルターが強かったため、また絶対的な正解というものがあるというスタンスでコミュニケーションを取っていたため、失敗してしまった(奥さんを苦しめてしまった)という話でした。

 

さて、私はこういった気付きについて、実は今お世話になっている師匠へ相談した際に、アドバイスを貰い発覚しました。

 

そんなに深くは話をしていないのに、ズバッと確信を突かれたため、流石と言わざるを得ませんでした。

 

しかし、話はこれで終わりではありません。私はもう一つ重要なものを見落としていたのです。

 

それは、本当に聞けば簡単なことでした。

 

私は、前回の善悪フィルターが強いこともあって、物事の絶対的な正解を求めてしまう傾向があります。

よって、粉ミルクで育てるよりも、母乳の方が良い。と奥さんに半ば強要していたわけです。

 

前回の記事の通り、物事には絶対的な正解は無い訳ですから、既に私の主張・要望はある意味誤っていた訳ですが、ここでは仮に私の主張が正しかったとしても、さらにもう一つの大きな過ちがあった訳です。

 

それは、奥さんの気持ちです。

奥さんは、一人目の子供の時は母乳もしっかりと出ていたため、問題なく母乳で育てられましたし、また子供の方もたまにミルクを上げても、母乳を好んでいたため、母乳で育てきることが出来ました。

 

しかし、二人目となる今回は、前回ほどの母乳が出ていなかったらしく、ミルクとの併用となっていました。

さらに、奥さんは育児ノイローゼのような症状になっていたため、精神的にも辛い状況が続いていたのです。

 

私も、辛いというのは知っていたのですが、それでも

・育児というのは元々辛いものだ

・子供のためには親は多少の我慢が必要

・今辛いかもしれないが、ここの努力を怠れば(子供の健康を損ねることで)先で結果的に苦労する

等と、もっともらしいことを言っては、何とか継続して貰おうと無理強いをしていたのでした。

 

 

仮に私の主張が正しかったとしても、私の主張を通すことで、奥さんの気持ちはどうなるのでしょうか。

私としては満足かもしれませんが、奥さんとしては押し付けられたと感じることでしょう。

 

やらされ感ほど、非生産的なものはありませんから、そんな状態で母乳をあげても意味は無くなってしまいます。

 

私は、自分の意見が正しいと思い込み、更に相手の気持ちを無視していました。

 

・・・というか、そもそも私の視点として、物事の判断基準は「善悪」「良否」であったため、相手の気持ちなんて本当に考えることができていなかったんです。(でも、悪気はなくて、それが結果的には双方の為になるとの思考でした。)

 

記事にしてみると、私って本当に大切な視点がゴッソリ抜けていたなぁと思います。

が!この失敗があるおかげで、また誰かのお役に立てるとも思います。

 

また、奥さんとの関係は、日に日に劇的に改善しておりますので、そこはご安心を。

今後も、頑張って精進しますね。

 

さて、それでは次回は、最終回として話をまとめていく予定です。

今回得られた教訓から、さらにそれを俯瞰してみなさんのお役に立てられるような記事に出来ると思います。

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。