トレードと生活の調和
こんにちわ。イチです。
先月からオプション取引を開始しています。
今まで実施してきたシンプルなトレンドフォローの考え方に、オプション特有の「ボラティリティ」の周期性を掛け合わせることで、優位性が明確になり外しにくくなるのと、タイミングも取りやすい(そこまで気にしなくて良い)点が、ゆったりと生活リズムに馴染みそうだと感じています。
トレードは、デイレベルがメインなのですが、それだとそのタイミングに居合わせるのが難しく、所要時間も多くなってしまいます。
そして、長く見ていると余分なことを考えてしまい、結果自らパフォーマンスを落とすような行動を取ってしまうんですよね。
そう考えると、普段の生活に無理なくオプションを組み込み、余裕のある時やトレンドが明確でトレードし易い時だけデイを仕掛ける。
調子が悪いと思ったら、すぐに逃げる(笑)
これが、今のところ自分にしっくりくるスタンスですね。
昔は、トレードシグナルが多い方がイイとか、この時間帯がよく動くとか、色々考えていましたが、結局自分の生活に組み込めなかったら意味が無いんですよね。
何でもそうですが、それ単体で成り立っているものなどありません。私たちには、日々の生活があり、周りの人との関りがあり、生活リズムがあります。
トレードと言えど、その全てのなかで調和を図っていかねば馴染まないんです。
ちなみに…オプションでインプライドボラティリティの跳ね上がりと、価格のチャートの状況を掛け合わせてみるのですが、多くの銘柄を一つ一つチェックするのって面倒なんですよね。
この点を、例えばボラの跳ね上がり幅でスクリーニングをかけて、必要な銘柄だけ個別にチェックするとか、ちょっとやり方を考えないとな~、と考えています。
それでは、継続してしっかりと、一日一日積み重ねていきます。
本日もお読みいただきありがとうございました。
生き物の性
こんばんわ、イチです。
今朝、歩いている途中、道端に咲いている花を見てふと感じたことですが、、
どの花も思い思いに成長し、しっかりと花を咲かせているな~と感心しました。
そして、一輪一輪、一様に太陽の方へ延びている。
よく師から、様々なものにはフラクタクル(同じ様な性質、類似性)な点がある、と教えられているのですが、先ほどの花も人間も同じだなぁと感じた訳です。
つまり、先ほどの花と同じように、人間もそれぞれの花を咲かせるのが自然であり、更に各々の延びる方向は違うものの、
本質的には太陽つまり「光」を求めている。
そう、直感的に感じたんです。
私自身は、経済的自由を目指してずっと走り続けてきたわけですが、その結果、今は
「結局、お金ってのは人生を構成する要素の一つでしかなく、それ以外の他者を思いやれる力、人間としての暖かみのある本当の繋がり、自分の役割を全うするためのスキル、こういった複数の要素がバランスよく必要なんだ。」
と感じるようになりました。
そういった全体的な視点で考えても、最近ようやく「自分の人生を前進させられている」と感じられるようになったってことに、本当に感謝しています。
今日は、そんな朝感じたことを記事にしてみました。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
感情の奴隷
こんばんわ。イチです。
トレードはもちろん、スポーツや人間関係など向上させようと考えた際、大きく影響しているのが「感情」です。
特に、トレードにおいてはひとたびマイナスな感情に汚染されると、そこから瞬時に抜けださない限り、
・損切りしない
・闇雲にポジションを取る
・ロットを上げる
・ルール外のエントリー
・飛びつき
・天井買い、大底売り
など、考えられるありとあらゆる最悪な行動を取ってしまい、深刻な悪影響を及ぼしてしまいます。
正に感情の奴隷といえる状態です。
そんなマイナスの感情を発生させるのは、「期待」の影響によるところも大きいという事は、下の記事にて触れました。
マイナスな感情が悪さをしている。
簡単に考えれば、そんな感じに理解できそうです。
しかし、そのマイナスな感情が発生した後、最悪な行動を取ってしまうまでの間には、実は自分の選択の自由があるんです。
これは、よく考えてみれば分かります。
イラッとした時、「感情にまかせて相手に怒りをぶつける」ことも出来ますし、「相手の立場になって考え、冷静に対応する」ことも出来ます。
私たちがそれを難しいと感じるのは、感情に対する反応パターンが、習慣になってしまっているからです。
普段、
・子供が言うことを聞かなかったり
・奥さんに冷たくあしらわれたり
・上司に理不尽な命令を下されたり
嫌なことが有ったとき、どのように考え、反応していますか?
「コラー!早くやれって言ってるだろ!」と高圧的に出るのか、「じゃあ、どうしたいの?」と相手の気持ちを理解しようとするのか?
その選択権は、自分にあります。
トレードで結果を出すということは、今の自分の負けパターンを改善する、上手く付き合う、ということです。
感情の支配下から抜けるために必要なこととして、以前師からこんなことを言われました。
「自分ではなく、相手を優先にする。これが大切。でも、本当にどのレベルまで自分ができているのかを、客観的に理解出来ているか。
例えば、何らかの嫌な出来事により不機嫌になったとする。心にはドス黒いものが渦巻き、呼吸は浅くなり、振り払っても振り払ってもネガティヴな情報が湧いてくる。
そんな時、目の前に誰かがいたとして、不機嫌な顔で、不機嫌なトーンで対応してはいないか。
自分の都合は相手には一切関係ない。それなのに、自分の感情に乗っ取られた状態で相手の対応をするってのは、自分の事しか考えられていない自分を優先した行動なんだよ。」
これを聞いた時、自分自身、ある程度うまく感情をコントロール出来てきたと思っていたのですが、「うわ~、なるほど。まだまだ改善の余地はあるな。」と感銘を受けました。
実際、奥さんや親など、特に近い存在であるほど、不機嫌状態になったら「ちょっと俺は今不機嫌なんだから、そこんところ察してくれる?」と、マイナスに汚染されたその状態で対応してしまっていることに、何の疑問も抱いていなかったからです。
人間生きていれば、何らかの理由でマイナスな感情が発生してしまいます。
そんな時、そのまま「感情の奴隷にならない」。これは、本当に大切な事ですので、私もみなさんも共に気を付けていければと思います。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
技術を身に付けるためのステップ
こんばんわ。イチです。
前回、以下の記事の中で「何かを始めよう」と宣言していました。
そして、私が頭でモヤモヤと「あれもやりたいし、これもやりたいし」と考えていたことを書きだしました。
・コミュニケーション力の向上(難易度★★☆☆☆)
・オプション取引(難易度★★☆☆☆)
・何かしらの趣味(難易度★★★☆☆)
・人生の軸の深堀(難易度★★★★★)
・仲間を増やす(難易度★★★★★)
・溜まっているTODOの達成(難易度★★☆☆☆)
そして、先ずは「コミュニケーション力の向上」に決めました!!
(といいつつ、オプション取引とTODOも並行しますが。)
さて、決めたのは良いけれど、どのようにそれを達成していけば良いのでしょうか?
技術を身に付けるには
トレード技術を身に付けようと、これまで色々と学んだり、様々なアプローチを実践してきました。
その中で、技術を身に付けるためには、こんなステップがベストなんだろうなと整理してみましたので、参考になれば幸いです。
ステップ① 心構えを学び整理する
いきなりコミュニケーションスキルとかに取り掛かっても、恐らく上手くいきません。
トレードでも、やみくもにトレードを積み重ねても、自分の悪いパターンを強化してしまうことにさえなり得ます。
その理由は、コミュニケーション上手な人や、勝っているトレーダーは心構え・考え方が凡人とは異なるからです。
例えば、コミュニケーションで言えば、『うわべ・口先だけで優しい言葉をかける』のと、『心からの思いやりを持って言葉をかける』のとでは、全くの別物です。
うわべだけの言葉だったならば、どれだけ思いやりを持っているように見せかけても、長い目で見ればいつかは本心がバレてしまいます。
スキル(技術)としては同じことをしていても、その土台となる『心の部分』が異なるだけで結果は全く異なってしまうのです。
上の図で示すように、メンタル・考え方は、どのように話すか?というスキル部分を支える『土台』なんですね。
よって、先ずはコミュニケーションの達人たちの心構え・考え方を学ぶ必要があります。
具体的には、私の場合、コミュニケーションについての書籍を数冊読んだりして、特に重要になる『理想の心構え』は何だろうか?と考察した結果、
相手に関心を持つ。
と置きました。これは正解なんて無いので、この先で取り組んでみた後で、改善しなかったら変更しても良い訳です。(恐らく、少し学べばおおよそ外さない当たりが付けられるはずです。)
ステップ② 訓練の型を決める
心構えを整理した上で、次にどのように訓練するかを決めます。
訓練は、理想の心構えと現在の自分のギャップを埋めるために行います。
今回私がコミュニケーションの本を読んだ中で、一番影響を受けたのが、井上富紀子さんの『関心力』でした。
その中から、「相手に関心を持つ」を埋めるための訓練の型として設定したのは、「相手の良いところを見つける」です。
これは、相手に関心を持つためには、相手のことを好きになるのが一番で、更に好きになるために「相手の良いところを見つけること」を推奨されていたからです。
ステップ③ ひたすら実践する
さて、ここまで決まると、後はひたすら行動あるのみです。
ですが、やってみると分かるのですが、常に意識し続けるというのは、ものすごく難しいです。
忙しい日々に流されてしまうと、相手の良いところになんか目もくれず、「気付いたら一日終わってた!!」なんてことになってしまう日もあります。
それでも、自分を責めないで下さい。責めないけど、『絶対に変わるんだ!』という強い意志を持って、日々今までの自分を乗り越えることが大切になります。
習慣化については、以下の記事を参考にしてください。
最後に
以上、『技術を身に付けるためのステップ』として、整理してみました。
ここまでは、ある程度学んだ方であれば、すんなり入る部分だと思いますが、実はさらに大切な土台が一段下に控えています。
次回、そちらについてスポットを当てて説明したいと思いますので、楽しみにしていてください。
それでは、本日もお読みいただき誠にありがとうございました。
習慣化の必要性とコツ
こんばんわ。イチです。
人が運命を切り開いていくため、変化・成長していくために大切になってくる、人間の仕組みとして、今日は習慣化についてまとめたいと思います。
成長のためには「行動の変化」が必要
私が以前とても大切だとメモを残してあった言葉の中に
「自分の成長に必要な考えは、必ず自分の外側にある。」というガンジーの言葉があります。(今調べても出典不明でしたが。)
私の脳内イメージはこんな感じですね。
もしも、昨日までと同じことをやり続けていれば、恐らく現在の延長線上の未来が待っています。
よって、人が変わっていくためには、現在の行動を変える必要があります。
現在の行動を変えるというのはそんなに難しいことではありません。例えば、
「誰かを褒める。」
頑張れば出来そうですし、トレードにおいても
「損切したら散歩に出る。」
これを一度実行するのはそんなに難しいことではありません。
変化を継続するのは難しい
しかし、「同じことを1ヵ月続けて下さい。」と言われたらどうでしょうか?
恐らく出来る日と、出来ない日が出てきてしまいます。
その理由は、人は変化を望まない生き物だからです。
色んな所で解説されていますが、人の体に備わっているホメオタシスという恒常性(こうじょうせい)維持機能が変化を嫌うからです。
でも、習慣化は避けて通れない
人間の特性が変化を嫌ったとしても、変化そして習慣化は必須であり、その大切さは、以下のように多くの著名な方も言及されています。
考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。(マーガレット・サッチャー)
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。(マザーテレサ)
考えを蒔いて、行動を収穫する。
行動を蒔いて、習慣を収穫する。
習慣を蒔いて、人格を収穫する。
人格を蒔いて、運命を収穫する。(デイビッド・O・マッケイ)
継続を困難にしているメカニズム
これだけ習慣化が重要視されるのは何故でしょうか?
習慣化することで、何がどう変わるのでしょうか?
そもそも人が変われないのは、ホメオスタシスのせいなのですが、そのホメオスタシスは「潜在意識」を基準にして変化を拒もうとします。
潜在意識は、これまで自分が生きてきた中で形成されたものであり、これまでのパターンとも言えます。
例えば、私たちは下例のように発生した「事象」に対し、何らかの「感情」が発生して、それに対する「反応」を選んでいます。
【トレードの例】
事象 → 感情 → 反応
損切発生 リベンジしたくなる気持ち 【これまでの反応】報復トレード
【意識した反応】散歩に出る
【ジョギングの例】
事象 → 感情 → 反応
ジョギングの実施 面倒な気持ち 【これまでの反応】ジョギングしない
【意識した反応】ジョギングする
この【これまでの反応】が「潜在意識」に刷り込まれた反応であるため、ホメオスタシスの影響から感情の影響が強い程、【これまでの反応】を選択しやすくなってしまいます。
【これまでの反応】・神経回路が強いので選択されやすい
【意識した反応】・・神経回路が弱いので選択されにくい
継続したその先には
この条件分岐において【意識した反応】を選択するのは以下記事にも記載したように容易ではありませんが、変化のキモを握る重要な選択肢です。
見事【意識した反応】を選択出来ると、
【意識した反応】 の神経回路がちょっとだけ強くなります。同時に、
【これまでの反応】の神経回路はちょっとだけ弱くなります。
そして、これを繰り返していくと、どこかのタイミング(取り組む内容にもよるが、概ね21日間程度)で神経回路の強弱の逆転が起こります。これが習慣化するという事です。
すると、嬉しいことに、今まで変化の敵だったホメオスタシスが、今度は変化後の状態を維持しようと働いてくれるのです。
最後に
ここまで分かると、取り組む内容や押さえどころが分かるので、本当に脳みそがスッキリします。明確化は力の集中を助けます。
しかし、実際に難しいのは【意識した反応】を継続していくことです。
事象が発生し、感情が動いた『その瞬間』が勝負なのですが、そこで【意識した反応】を選択できるかどうか。
実はそれを左右するのは、意志の力だけではなく、エネルギーや、自分の心の状態、等様々です。
その辺りについても、また別途記事に出来ればと思います。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
何か始めるときの判断基準
こんばんわ。イチです。
今、何か新しいことを始めようかなぁと試案しています。
それって趣味ですか?と聞かれそうですが、私は「趣味」とか「仕事」とかの境界線って別にあっても無くてもいいかなって思います。
他の人から見たら、仕事に映ったとしても、本人が楽しんでやっていれば趣味とも言えますし、仕事にも楽しみがあったり、趣味もいつかは仕事になるかもしれませんよね。
よって、趣味か仕事か?は一旦置いておいて、自分はどんなことをやりたいのか?その判断基準としていくつかの項目が頭に浮かび「モヤモヤ」しているので、一旦書き出してスッキリしたいと思います。
やりたいか
やりたくないものは、基本やらなくていいでしょう。
絆を深めるか
人は繋がりが無いと生きていけないので、誰かとの絆を深めることには価値があります。
楽しいか
やっぱり楽しくなくちゃ。
得意か
どちらかというと得意な事の方が、長く続きそう。
役に立てるか
誰かの役に立てば嬉しいですし、喜ばれたらなお嬉しいです。
成長に繋がるか
成長は素晴らしい。
健康になるか
健康は全ての土台。
全てを満足するってのは難しいでしょうが、こんな価値基準を基に考えていこうと思います。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
『人を動かす』より ~批判も非難もしない。苦情もいわない。~
こんにちわ。イチです。
2018年末からずっと以下の二つのことに注力してきました。
①自己規律を身に付ける(エネルギーマネジメント、心の浄化、利他精神の醸成 等)
②夫婦間で循環の関係を構築する
双方共に徐々に進んできているのですが、少し前進しては、まだまだだと気付かされる日々です。
昨日昼食がパンケーキで、今日の夕ご飯がお好み焼きっぽかったのですが、ご飯好きな私としては、「夜ごはんは普通のご飯でいいんだけどな。」とつい小言が出てしまいました。
正直、無意識的に出てしまったので、以下のような記事を書いていながら、まだまだなぁと感じた訳です。
(ちなみに、今回のパターンだと夜ご飯の「お好み焼きの準備」を見た時点で、『うわ~、また粉物か~。』と嫌な感情が出たのがスタートですね。)
さて、そんな私ですが、今日は久々に自分の本棚からデール・カーネギーさんの「人を動かす」を読み返してみました。
この本は名著なので、あえて説明するまでもありませんが、人間関係を円滑にしたい人にとってとても有意義な一冊です。
私も、これまでに何度も読み返しています。
この中で、最も大切になる「三原則」のうち、一番初めに紹介されているのが
・盗人にも五分の理を認める
ということであり、まとめとして
『批判も非難もしない。苦情もいわない。』
と締めくくられています。
人は、褒められばやる気が出ますし、批判されればいい気はしません。
そんな知識は持っていますし、これまでにこの本を何度も読んでいる訳ですが、いざ実生活を振り返ると批判が出てしまっている訳です。
人は、『好ましい/好ましくない』は別にして、多くの無意識のパターンを持っています。この好ましくないパターンには、先ずは気付くこと。
そして、気付いてからは、同じ行動を取らない事、同じパターンを繰り返さないことです。
始めは意識的に、何度も繰り返さねばなりませんが、それを繰り返すうちに体が覚えます。これが習慣化ですね。
私たちの学びは、知識としただけでは役立たず、体に染み込ませて自分のものとしたとき、つまり習慣化した時に初めて、自分の人生を変えていく力を持ちます。
昔からしたら、このような他者を批判する癖は大幅に改善しましたし、それにより夫婦間の関係も目を見張るほど良くなりました。
が、まだまだ改善の余地があることは、自分でも良く分かっていますので、私生活や仕事でも他者への批判については、絶対にしないように今月中は意識し続けます。
(ちなみに、この、「これまでのパターンを変える!」というのは、心の筋力のようなものなので、こういった訓練が、トレードにおけるメンタルの訓練にも通じます。)
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。